WSAVA Nutrition Assessment Guidelines (2011)
栄養評価を診察の基本項目とする考え方
世界小動物獣医師会(WSAVA)が策定した栄養評価ガイドラインでは、体重や体温などと並んで栄養状態の評価を、動物の診察において確認すべき基本的な項目(バイタルサイン)の一つと位置付けています。飼育環境や給餌内容を含めた栄養状態の把握は、健康管理の出発点として扱われています。
おやつ・一般食は1日のカロリーの10%以内が目安
同ガイドラインでは、おやつや一般食(treats / complementary feeding)のような補助的な給餌について、1日の総摂取カロリーの10%以内に抑えることを推奨しています。これを超える量を継続的に与えると、総合栄養食で設計された栄養バランスが崩れ、必要な栄養素が不足したり偏ったりするおそれがあるためです。
Nekometryでの扱い
Nekometryでは、この10%という目安を一般食・おやつの配分上限および警告のしきい値として採用しています。一般食・おやつのカロリーが1日の必要カロリーの10%を超える場合は、総合栄養食の給餌量を優先的に確保したうえで、おやつの量を見直すことを検討してください。ガイドラインが示す目安はあくまで一般的な指針であり、体重管理や持病がある場合は自己判断せず、獣医師に相談することが推奨されます。