猫の体型をチェックする

体重だけでは、今の体重がその猫にとって適正かは分かりません。動物病院で使われる体型の目安「ボディコンディションスコア(BCS)」の9段階のシルエットと見比べて、うちの子の体型と理想体重の目安を確認できます。

スライダーを動かして、うちの子に近づけてください

猫を上と横から見ながら、シルエットと説明がいちばん近くなる位置を探します。

上から
横から
痩せている太っている

バランスの良い体型。少しの脂肪越しに肋骨に触れ、肋骨の後ろに目立ちすぎないくびれがある

見比べるときのポイント

  • 上から見る

    猫が立っているときに真上から見て、肋骨の後ろにくびれがあるかを確かめます。

  • 横から見る

    真横から、胸からお腹にかけての線が吊り上がっているか、垂れ下がっているかを見ます。

  • 触って確かめる

    胸の横を手のひらでなで、肋骨に触れられるかを確かめます。長毛の猫は毛で体の線が隠れるため、見た目より触った感じを優先してください。

猫のBCS早見表(9段階)

理想体重より何%重いかは、理想より太めのスコアだけに示しています。理想より痩せている側には、体重の差を求める目安がありません。

BCS上から見た形体型の目安
1

理想より痩せ

肋骨がはっきり見え、腰の背骨や骨盤も見て触って分かる。お腹の脂肪がなく、お腹が強く吊り上がっている

2

理想より痩せ

肋骨が見え、腰の背骨が目立つ。お腹の脂肪がなく、お腹の吊り上がりがはっきりしている

3

理想より痩せ

脂肪が少なく、肋骨にすぐ触れる。腰の背骨が目立ち、肋骨の後ろにはっきりしたくびれがある

4

理想より痩せ

薄い脂肪越しに肋骨に触れる。肋骨の後ろにくびれが分かり、お腹が少し吊り上がっている

5

理想的

バランスの良い体型。少しの脂肪越しに肋骨に触れ、肋骨の後ろに目立ちすぎないくびれがある

6

理想より太め理想体重より約10%重い

肋骨に触れるが、脂肪がやや多い。くびれとお腹の脂肪はあるが目立たず、お腹の吊り上がりはない

7

理想より太め理想体重より約20%重い

脂肪に覆われて肋骨に触れにくい。くびれが分かりにくく、お腹が少し丸みを帯びている

8

理想より太め理想体重より約30%重い

脂肪が多く肋骨に触れない。くびれがなく、お腹がはっきり丸い。腰の上にも脂肪がつく

9

理想より太め理想体重より約40%重い

厚い脂肪で肋骨に触れない。腰・顔・手足にも脂肪がつき、お腹が張り出してくびれがない

BCS(ボディコンディションスコア)とは

BCSは、見た目と触った感じから体型、特に脂肪のつき具合を評価する目安です。動物病院では、肋骨の触れやすさ、上から見た腰のくびれ、横から見たお腹の吊り上がり、お腹の脂肪を見て判断します。9段階と5段階の評価があり、このページでは世界小動物獣医師会(WSAVA)の9段階のチャートに合わせて、5を理想的としています。

同じ体重でも、骨格の大きさによって太っているかどうかは変わります。体重だけでなく体型も見ることで、今の体重がその猫にとって適正かを考えられます。

BCSから理想体重の目安を求める

米国動物病院協会(AAHA)のガイドラインでは、9段階のBCSが6なら理想体重より10%、7なら20%、8なら30%、9なら40%重いとしています。このページでは、この関係から今の体重を割り戻して理想体重の目安を出しています。

例:体重6kgでBCS 7の場合、理想体重より20%重いため、6kg ÷ 1.2 = 約5kg

ごはんの量は、今の体重ではなく理想体重をもとに考えます。ただし理想体重は、動物病院で診てもらって決めることがすすめられています。ここで出す値は目安として使い、減量するときは動物病院に相談してください。

出典

各スコアの説明と理想体重の目安は、以下の資料をもとにNekometryが要約・計算しています。シルエットはNekometryが作成したもので、資料の図ではありません。