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子猫の月齢は人間でいうと何歳?生後1〜12か月の成長と節目

公開日 2026年9月24日

子猫は生まれてからの1年で、人間でいう15歳ほどまで一気に成長します。この記事では、月齢を人間の年齢に換算した目安と、その間にある離乳・社会化・ワクチン・避妊去勢・食事の節目を、獣医学のガイドラインと環境省の資料をもとにまとめました(2026年9月24日に確認)。

先に結論

月齢人間でいうとこの時期の節目
生後1か月約1歳離乳が始まる(3〜5週齢ごろ)[3][7]
生後2か月約2歳社会化の時期が終わりに近づく。1回目のワクチン(6〜8週齢)[3][4]
生後3か月約4歳家に迎えることが多い時期(8〜12週齢)。ワクチンを2〜4週ごとに続ける[2][4]
生後4〜5か月約6〜8歳避妊・去勢の目安(5か月齢まで)。ワクチンは16週齢以降まで続ける[4][5]
生後6か月約10歳ワクチンの追加接種(26週齢以降)[4]
生後12か月約15歳子猫期の終わり。子猫用フードから成猫用へ[3][7]

人間の年齢への換算は、International Cat Care(ICC)の表によるものです[1]。月齢ごとの節目は、その時期に始まるものの目安で、個々の子猫の体調や動物病院の方針で前後します。

月齢を人間の年齢に換算した早見表

ICC の表では、生後7か月までは1か月ごとに、その後は12か月、18か月、2歳の値が示されています[1]。

猫の月齢人間の年齢
生後1か月1歳
生後2か月2歳
生後3か月4歳
生後4か月6歳
生後5か月8歳
生後6か月10歳
生後7か月12歳
生後12か月15歳
生後18か月21歳
2歳24歳

2歳以降は、1年ごとに人間の4歳ずつ年をとるという考え方です[1]。環境省のペットフード・ガイドラインも、猫の1歳を15歳、2歳を24歳とし、3年目からは1年に4歳ずつ年をとるという同じ目安を紹介しています[7]。

表にない月齢の換算

ICC の表には生後8〜11か月の値がありません。Nekometry の年齢換算では、表にある月齢の間を直線で結んで計算しています。たとえば生後9か月は、7か月(12歳)と12か月(15歳)の間をとって約13歳です。

生後0〜2か月:離乳と社会化

環境省のペットフード・ガイドラインでは、誕生から30日ぐらいまでを哺乳期、生後20〜60日ぐらいを離乳期としています。離乳期には、やわらかくしたフードを少しずつ与えます[7]。AAHA と AAFP のガイドラインでは、3〜5週齢から子猫用の総合栄養食で離乳を始められるとしています[3]。

同じ時期は、人や他の動物、新しいものに慣れやすい「社会化」の時期にもあたります。

資料社会化の時期
AAHA/AAFP のガイドライン早ければ 2〜3週齢に始まり、9〜10週齢ごろに閉じ始める。個体差が大きい[3]
ICC の子猫の冊子2週齢から7〜8週齢の間[2]

生後2〜3か月:家に迎える時期

動物愛護管理法では、犬や猫を繁殖させて販売する業者は、生まれてから 56日(8週) を経過しない子猫を販売したり、販売のために引き渡したり展示したりしてはならないと定めています(第22条の5)[8]。以前は49日とする経過措置がありましたが、令和3年6月1日に廃止されました[9]。

ICC の冊子では、子猫を家に迎えるのはおおむね 8〜12週齢で、そのときには離乳を終えているとしています[2]。

子猫は胃が小さいため、少ない量を何回にも分けて食べます。ICC の冊子にある1日の食事の回数は次の通りです[2]。

月齢1日の食事の回数
8〜12週齢4回以上
3〜6か月3回以上
6か月以降2回以上

生後2〜6か月:ワクチン

世界小動物獣医師会(WSAVA)のガイドラインでは、すべての猫にすすめるコアワクチン(猫汎白血球減少症、猫ヘルペスウイルス、猫カリシウイルス)の子猫の接種時期を次のようにしています[4]。

回時期
1回目6〜8週齢
2回目以降2〜4週ごとに、16週齢以降まで続ける
追加の1回26週齢(約6か月)以降

母猫からもらった抗体が残っているうちはワクチンが効きにくいため、16週齢以降まで続け、さらに26週齢以降にもう1回打つという組み立てになっています[4]。26週齢以降の接種は、1歳ごろの接種の代わりになるものとされていますが、1歳ごろの健康診断を受けることとは別です[4]。実際の接種のスケジュールは、動物病院で決めます。

生後4〜5か月:避妊・去勢

ICC の冊子によると、子猫は 生後5か月 ごろから性成熟を迎え、繁殖できるようになります[2]。そのため、避妊・去勢の時期は次のようにすすめられています。

資料避妊・去勢の時期
米国猫獣医師会(AAFP)の声明繁殖させない猫は 5か月齢までに[5]
ICC の子猫の冊子4か月齢ごろ[2]

生後12か月:成猫用のフードへ

AAHA と AAFP のガイドラインでは、生まれてから1歳になるまでを子猫期としています[3]。環境省のペットフード・ガイドラインでも、猫の成長期は生後50日から1年ぐらいまでで、この時期には子猫用のフードがあるとしています[7]。

成長期に必要なエネルギー量は大人よりずっと多く、AAHA と AAFP のガイドラインには、10週齢の子猫は体重1kgあたり1日 200kcal、10か月齢では 80kcal という比較があります[3]。

1歳前後で成猫用のフードに切り替えるときは、急に変えると吐いたり下痢をしたりすることがあります。環境省のガイドラインでは、猫の様子を見ながら 1〜2週間 かけて新しいフードの割合を少しずつ増やす方法を紹介しています[7]。

月齢から人間の年齢を計算する

Nekometry の年齢換算では、年齢と月齢を入れると、この記事と同じ ICC の表をもとに人間の年齢とライフステージを表示します。

Nekometryのツール

年齢を人間に換算する

猫の年齢から、人間でいうと何歳かとライフステージがわかります。

子猫の体重から1日に必要なカロリーとごはんの量を計算するときは、カロリー計算が使えます。

Nekometryのツール

ごはん量を計算する

猫の体重と活動レベルからRER/DERとごはんの必要な量を計算します。

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